みなさん今日も一日お疲れ様でした、いい気分です
今日はLINEで、友人とこの話でちょっと盛り上がったので話の流れを自分なりにまとめました。
自分達がやっているのはお遊びの創作かもしれないけれど、楽しんでやっている中でもこういう状態にぶち当たって動けなくなることはよくあります。
物語の中でキャラクターはどういったプロセスで動くのか。それは契機→心理→行為です。
【契機】
ハプニングやアクシデントなど、キャラクターにとって心理的影響が大きい出来事
【心理】
その出来事に対してキャラクターがどう思ったか
【行為】
感情が引き起こす行為
【例:エヴァンゲリオン】
①碇シンジが父にいきなり「エヴァに乗れ」と言われる(契機)
②「今まで僕のことなんか気にもしてなかったのに」(心理)
③「乗らない!」と反抗(行動)
*例外として、行為の中で「行動をしない」という行動を選択する場合もある
さらに、この「行為の選択」には「性格」「背景事情」の二つの要素も大きく関わっている。
【背景事情による行動決定の例】
課題が終わらない!(背景事情)
↓
夜更かししよう(行為)
【性格決定による行動決定の例】
演劇部だけど、自分に自信が無い(性格)
↓
主役の話は断ろう(行為)
また「性格」は過去の出来事に強く関係している。
【性格決定の例:僕のヒーローアカデミア】
主人公・緑谷出久は「能力が無い」ことを理由に「親からの期待」を受けたことがなかった(過去の出来事)
↓
自分に自信が無い(性格)
つまりこうです
(どうでもいいけど、この個人的には幼少期に親から期待されないってのは相当いろんな影響を及ぼすと思う)
話は少し変わりますが、みなさんは自分の性格や友達の性格を一言で表すことが出来ますか?
自分は多分無理です。というのと同様、創作したキャラクターを一言で表すのはほぼ不可能に近いのでは無いのかと思っています。
しかし、簡単に表す方法があります。それは「固有名詞を並べること」です
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(とうきょう・さいたま れんぞくようじょゆうかいさつじんじけん)とは、1988年(昭和63年)から翌1989年(平成元年)にかけ、東京都北西部・埼玉県南西部で相次いで発生した、幼女を対象とした一連の連続誘拐殺人事件である
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人、宮崎勤は獄中から、家族へ手紙を送りました。
それは「これをお兄ちゃんだと思ってくれ」という文とともにアニメや曲のタイトルを列挙した手紙でした。
一見変に思えるこの行動ですが、よく考えるとこれは私達が普段やってるような「bio欄に好きなものを並べる」とか、そういう行為と何ら変わりはないのだと思います。
果たしてそれは、本当にその人の本質なのでしょうか。
(私や友人がやろうとしていたように)「このキャラクターはツンデレだから」とかそういったラベリング的性格決定は固有名詞を並べただけの、ただの棒人間でしか無いのでは無いか。
だから創作をする際、まず初めに考えるべきはその人物がどんな環境下で生活し、どのような扱いを受けたかなのでは無いか。
キャラクターの名前問題、これに関しては、あの有名な(メンヘラ御用達の)夢野久作が解説しています。
第一の条件というのは自分の書こうと思っている人物の性格や、風采にピッタリした名前でなくてはならぬ事である。
第二の条件は、その人物の風采が苗字だけ、もしくは名前だけでもスラリと眼に浮ぶような名前を附けなければ損である。
第三の条件は読者に記憶され易いことである。
出典:創作人物の名前について(夢野久作)
ひらがな単体で言えば、マ行は唇を一度閉じる為、息の音がしにくいのでやわらかな印象があります。
またサ行は子音の息の音が強いので、切り込むような鋭い印象がありますよね。
また漢字で言えば、同じ発音の「愛」「藍」でも印象は大きく変わってきます。
リズム感やセンスで決められる方も多くいますが、考察厨みたく考えるのも面白いのでぜひやってみてください
まとめ
・物語は契機→心理→行為の繰り返しである
・性格決定の際は初めに「どのような環境下で生活し、どのような扱いを受けたか」を考える
・名前のリズム感と印象
どのような手順で創作をしようが勝手ですが、固有名詞を寄せ集めただけの、パッチワークみたいな人間にはなりたくないと思う夜12時です。
キャラクターの性格を考える際に、非常に役に立つアプリを紹介します。
このストーリープロッターはマジで便利
特にお気に入りなのはキャラ設定に必要な項目が質問形式になっていてとても作りやすい点です。
他にもプロットを立てていく上での序破急等が考えやすい仕組みや便利な機能がたくさんあるので、創作やその他趣味に大変役立つと思います。
(本当は自分のお気に入りのものや好きなものを他の人に紹介するのは嫌なんですけど←クズ、このクッソ長い駄文を読んでくださったという感謝を込めて)
では