みなさん今日も一日よく生きました。(あたらしい挨拶)
いい気分です。
七月も後半になり、30度を超える日も出てくるようになりましたね。
小学生の頃は、夏といえばカナブンの死体を数えるゲームで遊ぶ季節でした。
ルール
・カナブンの死体を多く見つけられた方が勝ち
・カナブン以外はダメ
・殺めてもいい
殺めてもいい
当初は「カナブンって宝石みたいでかわいい」という理由で始まったゲームでした。
しかし、後に勝敗に「チューペットの蓋が付いてる方を貰える」「バス代無料」等の景品が追加されたので殺戮がヨシとされた地獄のゲームです。
自分はクッソ弱かったのでチューペットの蓋をめったに食べられませんでした。
というのも、このゲームの「勝者」はいつも決まってNさんだったからです。
彼女は範馬勇次郎レベルで「次元」が違う。
まず、カナブンを見つけるスピードが違う。
その「殺し」のスタイルも蝶のように舞い、蜂のように刺す…カナブン絶対殺すマンと化し、いつかカナブンに家を焼かれるんじゃないかレベルで慈悲がありませんでした。
そして彼女はいつも、まるで雪女のような涼しい顔でチューペットの蓋の方を食べるのです。
いつしか歳も重ね、交流も無くなってしまった彼女ですが、彼女はカナブンに家を焼かれてしまったのでしょうか。
彼女は遠くに引っ越してしまったので、今では確かめる術もありません。
ちなみに全部嘘です