怖っきもっ
自分が岡本太郎の作品に初めて出会ったのは、渋谷駅の「明日の神話」だと思います
背後にあるのが「明日の神話」の原画
その次が「太陽の塔」。この二つは岡本太郎の二大作品として有名です
怖くて気持ち悪い…でもどこか可愛いような、リアルなような。そんな魅力を初めて感じたのは「太陽の塔」の内部を見た時です。
何だろうな〜〜ゲームのLSDのプレイ動画を初めて見た時と同じ感覚
60年代のサイケデリックって感じで…こういうの見ると、家の倉庫の奥にあった段ボール箱を開けた時の、埃っぽい匂いを思い出す
「家の倉庫の奥にあった段ボール箱を開けた時の、埃っぽい匂い」、マジでコレだな。良い匂いでも無いんだけど、嗅ぐとちょっと懐かしくなって落ち着く。
この作品とか結構お気に入り。
「夜」というタイトルなんですが、左上に骸骨がある。
骸骨はキリストの宗教画によく出てくるヴァニタスの代表的なもの。それに立ち向かうように立つナイフを隠した少女と、怒ったような木の顔はこれまでの「芸術」に対する反逆が描かれている。(ように見えるけど、違うかもしれない)
とても大ボリュームで良い展示でした。
岡本太郎は「ギリ理解出来そう感」が上手い!ギリ理解出来そうだけど、出来ないのが魅力的だ。