あんまり流行ってるやつは見ないとか言っておきながら鬼滅の刃買ったんですけど主人公がぐう聖すぎて涙が出てきた
主人公がぐう聖?の作品、全然思いつかない件について
ただ単にアニメやら漫画やらの知識が欠けているだけかもしれないんですけど、王道は読んできたつもりです。しかし全然思いつかないんです
1980年代の作品は主人公は何も考えずに暴力を振るい、エヴァが出てきたあたりから何の為に戦うかという目的を考え始め、令和になって倒した敵を慈しむようになったという流れめちゃくちゃ美しい(もちろん、例外もあるけども!)
これが令和なんですか
悪い奴にも悪い奴なりの事情がさぁ、っていうやつはよくあるかもしれないけど、それを可哀想だって受け入れるのってめちゃくちゃ新しいと思った(他にもあるとは思うんだけど、ジャンプ作品でそれをやるのって結構新しくない?)
「そうか、苦しかったんだなぁ」と言われるのはいつも主人公だし、そういう精神的弱者の役割は主人公にあった
変わったパラメータ
ストーリーを作る上で一番最初に考えるのは主人公に何を欠かさせるか、そしてどうやってそれを埋めるかである。
つまり
(パラメータの正直とかそういうところは適当な例です、決まっている訳ではない)
こういう主人公の場合、自己規律(自分で自分を律する力)が欠けているので
まあこうなる。がしかし自己規律だけが欠けているのでそれを補う人物(ライバルとか、鼓舞してくれる仲間とか)で成長エピソードを描くことにより「すごい人」になれる
また欠けた部分ばかり目立っているが、ふとした瞬間に別のパラメータの凄さが見えたりするのも話に出来る
しかしこの作品の場合
精神的なパラメータの中に身体的な力(パワー)を無理やり入れ込んだ、または精神的パラメータを物語の中心にせず、逆に「そういう人格」として物語を作ってる
つまり炭次郎は性格6V(?)、人格者版俺TUEEEEEEE!!!自己啓発本の擬人化!…といいつつも
こういう身近な人の死に慣れてない(?)所とか幼くて好きです
パラメータの値は一定じゃないので、もし彼がこの先心が折れるとかそういうエピソードがあったら、それをまた戻していく話になるし、なんかそういうのを繰り返していくんじゃないかなと思います
(ジャンプ漫画だしウケたら無理やり続いちゃうので…これ本当どうにかしてほしい)